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【時給アップのスキル編】スキル別人気ランキング -翻訳編-時給の上がるスキルを身につけましょう。どうせスキルを身に付けるなら、人気があって、紹介も引っ張りだこになるようなスキルを身につけたいですよね。 そこで、今回は「翻訳」のスキルについて、人気ランキングを考えてみました。 【翻訳業務の具体的なイメージ】 翻訳の派遣業務と言っても、具体的には、上司に同行して相手のお客さん(外人)との会話を同時通訳する訳ではありません。そういう仕事は、「同時通訳専門」の業者さんが担当しますので、普通の派遣会社にはあまり回ってくる仕事ではありません。(翻訳専門の派遣会社なら別ですが) 具体的に、「派遣の翻訳業務」というのは、海外からの電話の応対(取りつぎ)や、経理関係の書類作り、あるいは、今ある文書の英訳・和訳や、英語の問い合わせメールの応対などが中心になってきます。 【向き、不向きのある仕事】 翻訳と言っても、上で書きましたように、基本的には「人と人」の仕事です。相手とのコミュニケーションが会話(電話)かメール(文章)かの違いだけであって、やはり人の気持ちのわかる人、応対の上手い人が好かれます。 「私は人との会話は嫌い」「一人で淡々と仕事をしたい」という方(つまり、コミュニケーションの嫌いな方)は少し業務を考え直した方が良いかも知れません。 言葉を扱う仕事ですから、まずはコミュニケーションの力が一番です。 逆に、「人と話すのが好き」という方はかなり向いている仕事と言えるかと思います。 ■【人気の語学ランキング】 やはり、どうせなら人気のある語学を身につけて、仕事に活かしたいところですよね。 そこで、営業が現場で感じる、人気の語学をランキングしてみました。 ■ 1位 :英語 やれ中国だ、韓国だ、東南アジアだ、と騒がれるビジネス業界ですが、何だかんだ言って最強なのは英語ですよね。これは不動のナンバーワンです。 「どうせアメリカとイギリスが中心でしょ?」と思われるかも知れませんが、私も人材業界に入る前の仕事では、海外のお客さんを相手に仕事をした経験がありますが、その現場の感覚で言いますと、 もはやアジアだろうがEUだろうがイスラムだろうが、日本と取引する会社は全て英語です。 (基本的に英語以外の電話はかかってきません) 英語は現在の「世界語」ですから、どの国の営業マンも、海外営業をする際は、必ず英語を勉強し、それで話します。ただ国によって多少なまりがあるだけです。 (このなまりが面倒でして、フランスなまりの英語などは、もはや英語に聞こえません…) 色んな国の言葉が出来るに越した事はありませんが、まず英語が出来ない事には始まりません。 多少でも結構ですので、まずは英語。これを最初に勉強しましょう。 ■ 2位 :中国語 もう、新聞を見てもTVを見ても「中国、中国」のご時世ですからね。今後も10年近くはこの流れが続くと予想されています。中国語が出来る、というのは派遣で翻訳を考える場合、かなりの武器になります。 また、中国が波に乗っている、という理由だけではなく、もう一つ、中国語を学ぶのが有利な理由があります。 それは、「中国人は中国語以外は話せない」という理由です。 海外営業担当の中国人の方は、勉強熱心ですので英語がバリバリです。しかし、こちらから電話(メール)をする場合、相手の現地の担当者は、全く英語が出来ません。 日本人の場合、「Hello」や「My name is…」ぐらいは誰でも英語で話せます。 しかし、これは日本の常識であって、中国では通用しません。 中国では、本当に英語が通用しません。 他のEU圏内の国であれば、英語は大抵の方が何となくわかってくれますが、中国はそれが出来ないため、ムリヤリにでも中国語を話す必要が出てきます。そこで強いのが「中国語」なのですね。 社員さんも英語は出来るし、英語で何とかやりとりしたいと考えます。しかし、中国との取引は本当に英語が使えません。そこで、「中国語の出来る人を今すぐ!」という派遣の依頼が殺到するわけですね。 中国語を勉強したというだけでは、なかなか難しいですが、ホームステイの経験がある、あるいは、中国人と会話をした事がある、というのはかなり強い経験になります。 派遣業務でも対応が出来る可能性がありますので、是非活かしたいスキルのひとつですね。 ■ 3位 :韓国語、東欧の言語 韓国語、というのはわかりますよね。何だかんだで近い国ですから、取引も多いもの。現地の方と電話をするなら、韓国語が少しでも出来る方が強いですよね。 そして、もうひとつ。意外と思われるかもしれませんが、東欧諸国の言葉が最近のブームになり始めているのです。 というのも、理由がありまして。 日本は生産を中国に移転していますが、EUの国々からすると、やはり値段が安いとは言え、中国は遠いのですね。 そこで、近くて安い国、とEUの国々が探した場合、真っ先に目に付くのが「東欧」の国々なのです。 例えば、チェコなどはその代表ですよね。 最近では、日本企業も、EUで売り出す製品はチェコで作る、とういような流れが生まれ始めています。今後、これは更に増えるかと思います。 東欧の国々は、細かい国を入れると結構いろいろとあるのですね。大学であえてそういう国の言葉を学んでいたという場合、それは意外と武器になりますので、もう一度ちゃんと勉強して、派遣の登録の際に「○○語ができます」と売り込むと、意外に強いアピールになるかも知れませんよ。
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